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ドラゴンボール Scultures BIG 造形天下一武道会5 -共- 其之二 バーダック

バンプレストより「ドラゴンボール SCULTURES BIG 造形天下一武道会5 -共- 其之二 バーダック」のレビュー。

発売日:2015年8月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約22cm)
原型師:KOZO



前回レビューした悟空に続き、同じシリーズのバーダックです。
原型師はKOZO氏。このバーダックが発売されてしばらくした後、同じくバトルシチュエーションのプライズで「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人孫悟空」を手掛けています。

この時点では初めて聞く原型師だったので「大丈夫か?!」と思っていました。何故なら悟空の方を手掛けるのはあの「中澤氏」なのだから。。。

しかしその心配は杞憂に終わりました。その証拠にこの悟空とバーダック、2020年現在でもプライズながら高価格で取引されている名フィギュアなのです。
























お顔。シチュエーションはTVアニメオリジナルストーリー「たったひとりの最終決戦」を参考に造形されたそうです。物凄い気迫顔なバーダック。スンバラしい!

バーダックって今でこそドラゴンボールのキャラクターの中でもメジャーになりましたが、連載当時はそれこそ「悟空の父」と言うイメージくらいで公に出てくるほどメジャーなキャラではありませんでした。

何しろ原作ではフリーザの回想シーンの一コマしか出てこない(しかもセリフもない)キャラクターなので、余程ドラゴンボールを好きでないと知らないキャラクターだったと思うんですよね。まぁ主人公の父でありながら顔が全く一緒と言う、なかなかのインパクトを持つキャラクターなので印象は強いですが。。。



大きく開いた叫び顔。ポージング的にも造形力が問われる角度ですが、違和感なく出来ていてゴイスー。。。

悟空と同じく流血表現がありますが、プライズなので必要最低限のチープさ。特にバーダックが巻いているバンダナは戦友トーマが腕に巻いていたもので、エピソードを象徴するアイテムでもあります。


顔の真ん中部分にクワッと寄ったパーツがいいですよね。笑
眉毛の部分にも線が入れられていて細かい。頬の傷もちゃんと入っています。

映画「ドラゴンボール超 ブロリー」でもしっかりと登場。戦闘服は違えどエピソード・オブ・バーダックを再現していました。


悟空の髪型って原作だとベタ塗りなので立体感が出しづらいんですよね。
それをオリジナルの解釈でシャギー多めにして際立たせているのがいい感じ。分割戦も目立ちにくい部分にあり、非常にバランスの取れた髪型となっています。



横顔もイケメンですねぇ。特に顎から首筋にかけてのラインが綺麗です。


戦闘服は所々にヒビが入っていたり、破損している箇所も多いです。
サイヤ人の戦闘服は時代によって違いますが、個人的にはベジータが地球来襲時に着ていた戦闘服のデザインが一番好きです(肩部分にプロテクターがあり、グローブとブーツが若干ダブついている)。


破損したプロテクター部分から除く筋肉は、モリモリすぎず細すぎず。ちゃんとサイド部分の筋肉も再現されており、細部まで拘って造形されているのが感じられますね。


腕に巻いている布もボロボロです。


別角度からも。


対して左腕には破れたのか布は巻かれていません。何気に何も身につけていない腕ってドラゴンボールでは珍しいですね。大抵リストバンドやグローブをしていたりするので。


指先の造形にこだわりを感じますねぇ〜
ドラゴンボールのフィギュアの原型師ってこの辺りよく拘っている気がします。ユーザーも目が肥えているから、こう言う部分で評価が分かれたりするんですよねw



戦闘服後ろもヒビが。唯一右下部分の破損している部分が塗り肌になっており、この部分だけ質感が違うのが少し残念ですね。。。


下半身はタイツ成分結構多めです。w
大胆に破れた膝の部分がチャームポイント。


もう少し足の筋肉があればよかったかな〜と。ちょっと上半身に対してスリムすぎるかも?
ボロボロになった表現はいい感じです!


台座はいつものスモーク風。安定感はあまりないので、揺らすと結構ぐらつきます。笑


サイヤ人なので当然尻尾があります。お尻の部分が結構あらわになっているのが面白いですね。























悟空と並べて見ました。うーん格好いいですねぇ!
この2体の値段が高騰しているのがよくわかりますね。細かい不満はあれど、そんなことも気にならなくなるくらい格好いい。



色々な角度に飾ることにより、シチュエーションも変化します。これは2人で同じ敵(フリーザ)を狙っているシーン。まさに親子共闘、です。


これは勢いよく飛びかかろうとしている父を、必死の勢いで止める息子、の図w








大きさ比較。ポージングの事もあり、悟空より少し高さがあります。

出てから割と久しいですが、未だにこのバーダックを超える完成度のフィギュアはないんじゃないかと言うくらい、完成度の高いフィギュアでした。グランディスタは頭がね。。。かっぱの頭みたいでさ。。。w

素立ちではないので少し飾りにくい部分もありますが、同シリーズの悟空と並べて飾れば格好良さは何倍にもなりますね!そう言う意味では単体ではなくセットで揃えるのがオススメ。
ヒーローズの存在で良くも悪くも露出が多いバーダックですが、やっぱりこの頃の硬派な見た目が好きです。ぜひ気になった方は探して見てください!

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テーマの著者 Anders Norén

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