
発売日:2012年1月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約20cm)
原型師:岩倉圭二

この時はまだ「造形天下一」というシリーズが続くとは誰もが予想していなかったでしょう・・・
まだネームバリューもなかったこの時代、思えばこの造形天下一からフィギュア原型師の名前がよくプライズのパッケージに載る様になった気がします。というか個人的に、造形天下一で一気に名前が全国に知れ渡った気がするんですよね。中澤氏とかVAROQ氏とか。
で、この超3悟空の原型師は岩倉圭二氏。様々なジャンルのフィギュアを製作されていますが、妖怪や魔族など、割と歪な形のフィギュアを製作される事が多いですね。その見た目の厳つさに反して、いつもコメントは誠実な方ですw
この超3悟空も岩倉氏の独特なアレンジで、非常に賛否両論がありました。「こんなのDBじゃない!」とか「汚らしい造形で嫌!」とか「外国人がイメージする悟空みたい!」とか。
では実際のところはどうでしょうか。見ていきましょ〜








ハッキリ言って鳥山先生の画風とは全く違います。おもに目元が顕著ですね。
あとはちょっと小顔すぎるかな。ここまで悟空は小顔じゃなかった気がする。。。

瞳のハイライトは外側が濃い緑、内側が黒です。岩倉氏が作成したカラーとは結構違っていて、公式サイトを見ると印象がかなり違います。こちらの方が凶悪w
眉間のシワがちょっと適当かな〜
目の下の頬のシワがないのも残念なところ。

少なくとも正義のヒーローではないです。これはこれでカッコいいんだけどね!岩倉氏のアレンジが全開なので、これは好みが分かれて当然かなと。

耳にもガッツリ墨入れが入っているので、ここは汚く感じるかもw
もみあげがちょっと太すぎますね。

超3悟空といえばチョロっと出た前髪が特徴ですが、いつも別パーツなので取れないかヒヤヒヤなんですよね〜特に小さい部分だし。

超3といえばボリュームたっぷりの髪の毛だと思うので。もちろんこの部分にもしっかり墨入れが入っています。毛先は全体的に丸くバナナっぽいです。

あまりにも髪の毛が重い為に支柱が付属していますが、今回は使用していません。

一方道着の造形は気合が入っています。水分が全くない軽石みたいな見た目ですねw
この道着もかなりボロボロになっています。

絞っているを通り越して筋肉不足ですねちょっと。もう少しビルドアップして肉付きを良くしてもらいたかった。

最近はキン肉マンの悪魔将軍の一番くじを原型担当されていましたが、変わらず筋肉ビキビキでしたねw


ここも激しく好みが分かれそうですね〜下手したら「素人が造形したとにかく僕がカッコいいと思った超3悟空です!」って作品に見えかねないw
変な話、ボロボロで劇画風な造形にするのはリペイントでは良くある事です。なので岩倉氏のこの超3悟空もそう見られても仕方ないかも。まぁもちろんプロの原型師なので、商品として成り立たないレベルでは全くないんですけどね。

破れた箇所から見える肌部分も、もちろん塗装です。

と思えば餃子の羽根みたいでなんだか美味しそうですねw

あと道着のサイドラインにステッチが入っているのもかなり珍しいですね。

上から下までガッツリ墨入れ。
台座は今ではお馴染みのクリアブラックの楕円形。かなり大きいので飾るにはスペースが必要です。










岩倉氏のアレンジが好みかどうかで評価が大きく変わると思いましたね。私はこのワイルドで荒々しい造形の悟空もアリだと思うので、全然気になりません。むしろ「造形天下一」というコンセプトに則っている中で、一番原型師の癖が出ていて素敵じゃないか?とも思っています。
単純にキャラ人気もあるでしょうが、単純なDBファンが「あ、この悟空カッコいい!」と思えるのはいい事ですし、必ずしも原作の絵柄に似せる必要はないのかな、と思います。セールスは別としてもねw
という訳で、この作風が好みの方にはズバズバ刺さる超3悟空でした。過去にはかなり高騰していましたが、だいぶ落ち着いて安価で買える様になっていると思います。気になった方はぜひ!
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