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ドラゴンボール超 孫悟空FES!! 其之二 超サイヤ人孫悟空 レアカラー ver.

バンプレストより「ドラゴンボール超 孫悟空FES!! 其之二 超サイヤ人孫悟空 レアカラー ver.」のレビュー。

発売日:2017年9月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約20cm)
原型師:中澤博之



ドラゴンボールの主人公「孫悟空」にだけフォーカスを当て、色々な悟空の形態をフィギュア化したシリーズ。ライトなDBファンには嬉しい企画ですが、往年のDBフィギュアファンは「ま〜た悟空か」と言う気持ちしかなかったですねw

しかし!原型師が「あの」中澤氏と言う事で、ついつい集めてしまったシリーズでもあります。すでにシリーズとしては一区切りしましたが、カラバリが多いのもこのシリーズの特徴。

この超サイヤ人悟空も、同じ造形でカラー違いが3種類もあります。元絵はVジャンプに掲載されたアニメーター、中鶴氏が描いたもので、そちらはセピアカラーとなっています。



























お顔。ポージング的に正面から見るモノではないですが、正面からでも違和感のない造形になっています。「はえ〜すっごい。。。」って思いました。笑

なお、このスペシャルカラー版は通常と比べると肌の色と髪の毛の色が暗めで、かつてのMSP孫悟空と同じ様なカラーリングになっています。


やっぱりこの角度から見るのが格好良いですね!シビれる〜!

この頃はかなり中澤氏の認知度も上がっており、「DBの造形物に中澤氏ならハズレなし」位の信頼感が出ていました。最近はどうなのかな?ちょっとブームも落ち着いた感じもあり、中澤氏の造形もすっかりお馴染みとなりましたからね。。。

こう言う時にHIKAKINの名言「人は飽きるものですからね(プロフェッショナルより)」という言葉が頭をよぎるんですよね。どんなに良いものでも、それに慣れると飽きてしまうのが人の性。



角度によって、より鬼気迫る表情に見えるのも良いですねぇ〜

結構この配色は好みかもしれません。これの前に出たカラーリングは、どちらかと言えばアニメカラーのキッパリした配色だったので、この薄めの道着の色味に濃い肌色、というバランスとはまた違った風合いなんですよね。



髪の毛はグラデなし。シャギーの線は太く、多めですね。好み好み!

もみあげの部分は造形はほぼなく、塗装で表現されています。近年のDBプライスにはない珍しい手法ですね。


少しキラキラして見えるのは気のせい?笑


薄めのオレンジとブルーで、爽やかなカラーリングの道着。
しっかりインナーの全体像が想像できるのが上手な造形師の証ですね!


元絵は恐らく悟のマークはありませんでしたが、ドラゴンボール超の誓約のせいかガッツリ入っています。ま、あまり気にならないですけどね。。。



ゴリゴリの腕周り。かと言って筋肉ダルマという訳でもなく、引き締まった筋肉をしています。所々に細い線が刻まれており、プライズ感が緩和されているのが中澤作品の特徴。



腕の筋肉部分にはしっかり陰影がついていますね。


格闘ポーズらしく、指の造形と開き具合が素晴らしい〜!
この悟空の1番の見どころかもしれません。。。


右腕はピンと伸ばして張り詰めたポーズ。
こうして見るとあまり腕は長くないんだねぇ。


こちらの指の形、開き具合など非常にGood!!


腰紐はそとに出すタイプ。風に靡いた動きの造形がいいですね〜
道着には割とクッキリとしたグラデが施されています。道着のベースの色が薄いからわかりやすいのかな?


ブーツのラインは赤。細かい紐の動きまで、しっかりと造形されています。


ポージングの都合か、右のお尻に支柱がぶっ刺さっていますw
まぁこれはプライズだし仕方ない部分ではありますね。


台座は珍しく無地。大きさはそこそこと言った所。もう少し小さくても良いかなぁ。。。クニっとした爪先部分のブーツの造形がいいですね。


あと地味に靴底の造形がしっかりしている部分が高評価。意外とここで手を抜いている悟空のフィギュアは多いですからねぇ。見える部分はしっかり造形されているとやっぱり嬉しいもんですよ!




































大きさ比較。20cmなので1/8くらいかな?

以上、プライズの悟空でした。プライズの中では個人的にかなり好きな出来です。というかこのシリーズは中澤氏の素敵な造形が拝めるいいシリーズですな!

大きく悪い点も見当たらないので、ぜひ好みの悟空があれば手に入れていただきたい。シリーズによっては高騰しているものもありますが(超4ゴジータなど)、基本的に安価で手に入れられると思うので是非オススメのシリーズですよ〜

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