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ドラゴンボールZ DRAMATIC SHOWCASE~1st season~ Vol.1&2

バンプレストより「ドラゴンボールZ DRAMATIC SHOWCASE~1st season~ Vol.1&2」のレビュー。

発売日:2016年
価格:プライズ
スケール:NONスケール

名場面を再現するプライズシリーズ。ドラゴンボールの中でも屈指の名シーン「セル編での親子かめはめ波」のシーンです。

まずは孫悟飯単体で。ちなみに、悟飯とセルがVol.1で、悟空がVol.2となっています。







続いてVol.2の孫悟空。

台座がすでに悟飯と連結させる様に出来ているのが潔い。笑







続いてセル(完全体)。







お顔チェック。

このシーンの再現フィギュアの傑作といえば、プルーヴィーの親子かめはめ波ですが、それと比較するとこちらの負けかとw

理由は、目が小さく似ていないのが大きいです。瞳孔が開いている点はいいのですが、白目部分が小さく見開いている様に見えないんですよね〜

通常の白目の大きさに、瞳孔が開いているので違和感があります。傷の表現や、口の開き具合はかなりいい感じなので残念ですね。。。

髪の毛は原作よりもボリューム少なめです。
グラデは毛先に向かって薄く入っています。

やはり違和感がすごい。笑
表情のチョイスもプルーヴィーと差別化出来ていていいんですけどね〜(プルーヴィーのはこのシーンの少し後の踏ん張っている所のシーン)

左手はベジータを守った時に使い物にならなくなってしまったので、ダランと垂れています。

道着もボロボロですね。帯の色は赤色ではなく、水色。



少年の体型を造形するのってかなり難しいと思うのですが、上手く落とし込めているかと思います。

悟飯に関しては、単体でディスプレイしても違和感のない台座になっています。

続いて悟空のアップ。

こちらも手放しでは褒められないですねぇ。。。笑
顔のパーツが全体的に下に集まっており、縦にムギュって押しつぶされた様な顔になっています。

斜めから見るとまだマシですが。。。
輪郭も四角すぎるんですよね。頑固おやじバリに固い表情をしています。





髪の毛は悟飯と同じく、毛先に向かって白くなっていく感じ。

かめはめ波のポーズは、悟飯の右手にかぶさる様に、隙間が空いています。確かにこれを単体で飾るのは難しいかも。。。w



あとは道着のダボっと感があまりないのもポイントです。
ブーツの感じもそうですが、曲線が少なく、隙間があまりないんですよね〜
ふっくら感が足りないというか。今時のスリムな体型(超サイヤ人ゴッドみたいな)。

ちなみにこのシーンの悟空は原作だと通常、アニメでは超サイヤ人となっています。私は原作版の黒髪の方が好きです。。。

セルのお顔。

全体的にはいい感じなのですが、セルは逆に瞳孔が大きすぎて熱血キャラみたいになっていますw
セルはクールでニヒルなキャラなので(最後は崩壊しますが)、これではイメージが違うので個人的にはあまり好みではないお顔です。

頭の造形や斑点のプリントなどは、かなり良く出来ていると思います!

このセルで一番不満なのが、目線とかめはめ波の向きが合っていない事です。
明らかに顔と目線が合っていません。右にずれています。これはちゃんと合わせてよ〜

かなりスマートなボディ。関節周りがちゃんと紫で塗装されているのもgood。こちらも関節の色が青の時もありましたね。

右肩部分は、なぜか最初から汚れていました。笑



ちょっと足の踏ん張りが足りないかな?笑





意外と見えなかったセルの背中部分。第一、第二形態とは違い、もう吸収する必要がないので、尻尾は退化しています。

ここまで羽を広げているのも珍しいかもしれませんね。置き場所クラッシャーですw



悟空の台座に、悟飯をセットしてみます。これでセットって感じがしますねぇやっぱり!

ボリュームも相まって、顔の出来の悪さが気にならなくなってくるのが不思議な所です。笑









対決。







大きさ比較。

総合的に見ると、よく出来ているフィギュアだと思います。組み合わせた時の違和感もありませんし、3体揃えた時の満足感もしっかりあります。

ただ、単体で見ると似ていない部分や、粗が残っている部分が見受けられ、あまりいい出来には思わないですねw揃えてナンボのプライズかと思います。

プルーヴィーや一番くじの親子かめはめ波は対になるセルがいなかったので、その点で見ればこちらがオススメです。しかし、単純に出来の良さでいうとプルーヴィー、手に入れやすさとバランスで見るなら一番くじ、と言った感じでしょうか!

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