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ドラゴンボール SCultures BIG 造形天下一武道会2 其之一 孫悟空

バンプレストより「ドラゴンボール SCultures BIG 造形天下一武道会2 其之一 孫悟空 」のレビュー。

発売日:2012年5月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約16cm)
原型師:浩貴

青年期の悟空の立体化は意外と機会がなく、このフィギュアはかなり貴重です。ポージングの元はジャンプの扉絵のものですネ。

原型師の浩貴氏は、現在はVAROQと改名されています。今でこそドラゴンボールのプライズ界で有名ですが、この時はまだ出始めでそこまで注目されていなかった思い出。笑















若干眉毛が細いですが、初期の絵柄の雰囲気が残る良い顔です。

目元の柔らかな曲線や、線の少ない髪の毛など再現部分がいいですね〜
鬼気迫る表情も良し!

鼻から口にかけての顔のラインが素晴らしい。口を大きく開けた事で伸びた顔の下半分の造形、顎の角度なんかは随分苦労したんだろうなぁ。。。

左を向いているので、首には筋ができています。それ以外にも、さりげない血管の浮き出た感じや、主張しすぎない陰影塗装が味を出しています。

道着は懐かしの亀マークが入った旧タイプ。

特にカラーリングは同じでも、胸の開き具合が小さいのが特徴です。セルゲーム編から道着のデザインがリファインされ、今の道着のフォルムになりました。しかしそれまでは、胸部分の開き具合が少なく、布面積が多めのデザインでした。

まだムキムキではない、成長途中と見て取れる腕の太さ。笑

爪造形あり。指の開き具合がこだわりを感じます!



こちらにも所々浮き出た筋肉の筋が。



帯はこちらも初期の前出しver.。紐が風になびいた表現がしっかりできています。

ドッシリと構えた下半身。

道着のシワは少なめです。この時はあまりVAROQさんの造形は完成されていませんね。笑

シワの入れ方にも手探り感が現れているような気がします。



ブーツも、原作初期を彷彿とさせるフォルム。主に後期と違うのは、ブーツの長さとカラーリングです。

初期は後期と比べてブーツが細長く、カラーリングもラインが赤ではなく黄色なのが特徴。

台座は造形天下一シリーズ共通のスモークブラックの円座。

背中にデカデカと印刷された亀仙流のマークがいいですね〜!

このタンポ印刷の技術って素晴らしいですよね。平面にだけではなく、こういう凸凹した面にも綺麗に印刷できるんですから。。。

確かポスターのポージングはこの角度だったような。。。

髪の毛が風になびいて、サリーちゃんのパパみたいになっているのがいいw



ポージングと表情がビシッとキマッているので、どの角度から撮っても様になりますね〜





よく見ると結構凶悪な顔をしているな。。。笑





界王拳!3倍だぁぁーーー!!





クリリンがフリーザにやられた時ってこんな感じでしたよね。





大きさ比較。腰を落としたポージングなので、割とコンパクトですね。

原作初期の雰囲気も残しつつも、しっかり現在の技術を詰め込んだハイブリッドな悟空でした。
今となってはお馴染みのVAROQさんの初期の作品という事で、造形天下一を通しての氏の成長も感じることができるフィギュアでした!

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テーマの著者 Anders Norén

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